

CMなどでもよく耳にする「エコ住宅」というワード。でも具体的にどのような住宅なのか詳細を知らないという人も少なくないでしょう。エコ住宅は、環境にやさしいだけでなく、光熱費が抑えられたり、補助金制度を活用できたりとさまざまなメリットがあります。ここではそのエコ住宅における基礎知識についてご紹介しましょう。
エコ住宅って実際にはどんな家のこと!?

エコ住宅とは、消費エネルギーを抑えた住宅のことです。具体的には、地球温暖化を引き起こす要因である二酸化炭素を促すガスや電気、石油などを利用する代わりに、太陽など自然エネルギーを活用したもののことを言います。エコ住宅と言っても定義はさまざまですが、近年では、太陽光発電システムを搭載している住宅が増加している傾向にあるのが特徴です
絶対に知っておきたいエコ住宅で生活するメリット

まず最大のメリットが、光熱費を抑えられる点です。近年多いのはオール電化住宅ですが、オール電化にすることによってガス代を抑えられます。太陽光発電の場合では、搭載量によっては光熱費0や、売電して収入に繋げることも可能です。2つ目は、自然災害に対応できる点です。太陽光発電システムは、自家発電をすることができます。災害が多いこのご時世において、備えがあるのは安心です。そして3つ目は補助金を受けられる点です。一定の省エネ基準を満たす住宅を建築したりリフォームしたりすると、工事費や商品券として使えるエコポイントを取得できるようになっています。このほかにもさまざまなメリットがあり、エコ住宅の需要はますます高まっています。
エコ住宅を建てるための外せないポイントとは

多くの人が重要視しているのは断熱・気密性能です。冷暖房の節約にもなるうえ、換気計画も立てやすく室内の空気を新鮮に保つことができます。快適な空間をつくるためには欠かせない要素でしょう。次に大切なのは、太陽光発電を搭載することです。搭載量によっては住宅内のエネルギーと相殺する「ゼロエネ住宅」を目指すこともできます。そしてもう一点重要なのは、省エネルギー基準を満たすことです。2020年に建築基準が改正されることになっており、それ以前に建てたもので、改定された基準を満たしていない場合は適用外とされてしまいます。これから建てようとしている人は、注意が必要です。
まとめ

エコ住宅は、環境にもやさしく、住む人にとっても快適な空間を実現させてくれます。また、費用で悩んでいる人にとって、エコポイントなどの補助金制度を活用できるのも魅力的です。今後ますます需要が高まることが予想されるエコ住宅。これからマイホームを予定しているという人は、ぜひ選択肢のひとつとして検討してみてはいかがでしょうか。