
エコ住宅を建てるときやリフォームでエコ住宅化するときは、各自治体の補助金制度を活用することができるため、検討しているという人も多いのではないでしょうか。
しかしそもそもエコ住宅に必要な設備が分からない人もいるでしょう。
本記事ではエコ住宅に必要な住宅設備について紹介します。これからエコ住宅に暮らしてみたいという人は参考にしてください。
断熱設備

断熱設備はエコ住宅に欠かせない重要な要素です。家をエコ住宅化するには壁や床に断熱材を入れたり、断熱塗料で塗装したり、サッシを交換・追加するなどの方法があります。
一般的に室温で適温になった空気は窓から逃げていきやすい性質があります。そのため家の断熱性能を上げるには窓の断熱性能を上げるのが効果的です。
エコ住宅では断熱性能の高いサッシを採用しているため家の空気が外に逃げにくく、快適な室温を保ってくれます。
省エネ設備

エコ住宅で採用されている省エネ設備は以下のようなものがあります。
・太陽光発電
・家庭用燃料電池(エネファーム)
・省エネ高効率給湯器(エコジョーズ)
・床暖房
エコ住宅は家の中のエネルギーを逃がさないだけでなく、効率良くエネルギーを生み出す設備を導入するのが重要です。
そういった設備を導入することで日々のガス代や電気代を安くすることができます。
節水設備

節水効果の高い設備を採用すると、同じ暮らし方のまま水道代を減らすことができ、エコな生活を送ることができます。
家の中で最も水の使用量が多いのは浴室なのですが、「節水シャワー」「半身浴槽」「断熱浴槽」を採用することで、通常の住宅よりも光熱費が年間で約45,000円お得になるといわれています。
30年で換算すると135万円もの差になるので、資金に余裕がある場合は節水設備も導入しましょう。
オール電化
オール電化は太陽光発電と併用することで、より性能の高いエコ住宅に仕上げられます。
家庭で使わなかった分の電気は売ることもできるので、光熱費を抑えるだけでなく収入を得ることも可能です。
エコな住宅設備を導入してエネルギー消費を抑えよう
エコ住宅は普通の住宅を建てるよりも建設費用が高くなってしまいますが、その分、光熱費を抑えることができます。
また断熱性能も高いため室温が一定に保たれ、快適に暮らすことができます。
さらにヒートショックによる突然死のリスクも下げることができるので、地球にも人にも優しい住宅です。エコ住宅を建てるときは各制度の条件を抑えて補助金を活用しましょう。