
一般的な2階建て住宅の外壁塗装では足場を組むことが一般的です。
しかし建物の背が低い平屋の場合、「足場を組まずに外壁塗装してもらったら費用が浮くのでは?」と思う人は多いでしょう。
事実、足場を組まない外壁塗装では費用を10万円以上節約できます。
本記事では平屋の外壁塗装の費用や足場を組むメリット、足場以外で外壁塗装をする方法について解説します。
平屋の外壁塗装の費用

外壁塗装の費用は以下の通りです。
費用 | |
足場あり | 500,000~800,000円 |
足場なし | 400,000~700,000円 |
足場を組む面積にもよりますが、おおむね10〜20万円変わります。
平屋の外壁塗装で足場を組むメリット

平屋は2階建ての家に比べて、高さがないため足場を組まなくても外壁塗装をすることは可能です。しかし費用をかけて足場を組んだ方がメリットは多いです。
安全に作業が進められる
足場を組まない作業では危険が伴うため、作業に集中できない可能性があります。また傾斜の角度がきついと、さらに不安定な体制で作業をすることになるでしょう。
不安定な体制での作業は仕上げにムラが出てしまうこともあるので、その分仕上がりにも差が生まれます。
屋根も同時に塗装できる
平屋の場合であっても屋根の塗装は足場を組む必要があります。外壁も外壁の塗装も10年を目安に行うので、同時に行うケースがほとんどです。
どのみち屋根の塗装をする際に足場を組むのであれば、同じタイミングで外壁塗装をしたほうが効率的でしょう。
工期が短くなる
足場を組まない作業をする場合、はしごや脚立を使って作業を行います。はしごの安全を確保するために、下を固定する作業員が余計にかかるので効率的ではありません。
足場を組むと作業員全員が作業に取りかかれるため、効率良く作業でき、工程も短くできるため一石二鳥です。
平屋を足場以外で外壁塗装する方法
平屋の外壁塗装をするときは足場を組む方がおすすめですが、それ以外の方法がないかといわれるとそうではありません。ここでは足場を組む以外の方法で平屋を外壁塗装する方法について解説します。
脚立やはしご
塗装する面積が少ない場合、脚立やはしごだけで作業することがあります。手の届く範囲を移動させながら塗装するという作業を繰り返します。
脚立足場

脚立足場は2つの脚立と1枚の踏み板でできた足場です。簡易的な足場となるので、軽度な塗装や補修で使われています。
上記のはしごや脚立のみで行う作業よりは作業範囲が広いので、ある程度効率良く作業を進められます。
平屋の外壁塗装は足場を組む方がおすすめ
足場の有無での外壁塗装の費用の違いや足場を使わない外壁塗装の方法などを解説しましたが、総合的に考えると外壁塗装の際は足場を組む方がよいでしょう。
足場を組む作業では仕上げが丁寧となり、かつ安全に作業が行えます。屋根も同時に塗装できるためなにより効率的です。平屋であっても足場を組んで外壁塗装をするようにしましょう。
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